リーゼント
70年代後半から80年代にかけて当時の不良の必須アイテムといえば、「リーゼント」であった。
当時の先輩達のヘアスタイルを見様見真似でヘアースプレー、丹頂チック、ヘアリキッドなどいろいろ使い分け必死にドライヤーと格闘する日々でした。
やはり悪ガキ達の集まりではファッションと音楽は切っても切れない関係でした。
今みたいなインターネットなど全然無く、情報と言えば、数少ない放送局のTVかラジオそして口コミぐらいしか無く、福井の片田舎では日本のアーティストの情報もほんの一握りでした。
不良の音楽バイブルであった、キャロルやクールスと言ったバンドは駆け出しの不良には衝撃的で、音楽は勿論、それらグループのファッションやヘアスタイルは神憑り的なお手本でした。
研究熱心な不良はそれらのバンドが演奏していた曲のルーツはと調べると、1950年代のアメリカを騒がせ始めたRock'n'Roll と分かり、1950当時のアーティストから80年代アーティストや役者さんのかスタイルを追い求めていきました。